エアコンからポコポコ音?換気扇を回した時の謎の音、原因と対策を徹底解説!
こんにちは、たむーんです。
キッチンやお風呂の換気扇を「ON」にした途端、リビングのエアコンから「ポコポコ…」という謎の音が!
「え?これって故障?」「水が逆流してるのかな…?」と焦った経験、ありませんか?
実はこれ、多くの家庭でよくある現象なんです。原因はとてもシンプルなので、安心してくださいね。
この記事では、ポコポコ音の正体・すぐできる対策・根本的に解決する方法まで、わかりやすくまとめました!
ポコポコ音の正体は「水」じゃなくて「空気」だった!
まずは結論から。あの音の正体は逆流した空気が水を通り抜ける音です。故障ではありません。
仕組みを簡単に言うと…
- 最近の住宅は気密性が高いので、窓を閉めると空気の通り道がほとんどない。
- そんな状態で換気扇を回すと「負圧」になり、室内の気圧が外より低くなる。
- 気圧を戻そうとして空気が侵入。その通り道がエアコンのドレンホース。
- ホースの中にある結露水を空気が「ポコッ…」と抜けていく=あの音。
つまり水が逆流しているわけではないので、慌てなくてOKです。
今すぐできる簡単な対策
ポコポコ音を止めたいなら、まずは室内外の気圧差をなくすこと。
- 窓を2〜3cm開ける
- 壁の給気口(通気口)を開ける
これだけで音がピタッと止まることが多いです。
まずはここから試してみましょう。
根本的に解決したいなら「逆流防止弁」がおすすめ!
「毎回窓を開けるのは面倒」「給気口を開けると冬は寒い…」という方には、
ドレンホースに取り付ける逆流防止弁(エアカットバルブ)がオススメです。
逆流防止弁ってどんなもの?
水は外に出すけど、外気はシャットアウトしてくれるパーツです。
ホームセンターや通販では「おとめちゃん」という名前でよく売られています。
費用の目安
- DIYで部品のみ購入:1,000円〜3,000円
- 業者に依頼:8,000円〜15,000円(部品代+工賃)
取り付ける場所と注意点
室外機の近くにあるドレンホース(排水ホース)の途中に設置します。
DIYするなら弁の向きに注意!
弁には矢印(↑)が刻印されていて、この矢印が室外側(水の出口側)を向くように取り付けます。
逆向きだと水が排出されず水漏れの原因に…。
高層階や不安な場合はプロに依頼するのが安心です。
まとめ
- エアコンのポコポコ音は空気の逆流が原因(故障ではない)
- まずは窓や給気口を開けて気圧差をなくす
- 根本解決したいなら逆流防止弁(おとめちゃん)の設置が効果的
これであの謎の音ともサヨナラです!
快適なエアコンライフを過ごしてくださいね。