お疲れ様です、田村です。
PCモニターを24インチから27インチへ買い替えました。 大画面化に伴い、これまでの「壁美人」6kg用フックでは強度に不安が出てきたため、12kg対応へのアップグレードを決意。 しかし、ここで「12kg用フックが太すぎて既存金具の穴に入らない」という物理的な壁にぶつかりました。
市販の金具ではどうしても壁から数センチ浮いてしまう。 「安全に、かつ壁との隙間をゼロにしたい」。 この理想を叶えるため、ホームセンターの部材を組み合わせて金具を自作することにしました。
① Concept:安全と美学の両立、そして「ゼロ距離」
今回のコンセプトは、「既製品の制約を自作で破壊する」ことです。 12kg対応という過剰なほどの安心感を持たせつつ、見た目はモニターが壁に吸い付いているかのような「ゼロ距離」を目指しました。
既製品に自分を合わせるのではなく、自分の理想に部材を合わせていく。 このプロセスこそが、DIYにおける最高の快感です。

② Process:自作「H型フック」の構築と合体の儀式
ホームセンターを何往復もし、導き出した答えはラック用ステーを組み合わせた「H型マウント」でした。モニター側に「完璧な取っ手(フック)」を作り上げ、それを壁にスッと滑り込ませるという機能美を追求。
■ 購入リスト(今回の構成)
- 壁美人 P-8 金具セット(2枚入り): 左右のバランスを維持するため、贅沢に2枚使いで12kg×2の盤石体制。
- ステー(NEXT30 フラットバー 300mm)×3: 縦2本、横1本。楕円穴のものを選び、微調整を可能に。
- M4ねじ & 特寸ワッシャー: ステーの大きな穴を、大径の特寸ワッシャーで面圧固定。ガタつきを完璧に排除。
- M5ねじ & ボルト: ステー同士を強固に連結。
- 27インチモニター: 今回の主役。背面の端子が下出しであることを確認済み。
1. ホームセンターでの部材選定
理想の「薄さ」と「強度」を求めて金物コーナーを何往復もし、辿り着いたのがラック用ステー__「NEXT30 フラットバー 300mm」__でした。 丸穴のステーではVESA規格の100mmピッチに合わせるのが至難の業ですが、この楕円穴(スリット)タイプならミリ単位の微調整が効く。この「遊び」が後の「完璧」を生みます。



2. モニター背面に「H型フック」を構築する
まずはモニター側のVESA穴(100x100mm)にステーを取り付けていきます。 縦に2本のバーを配置し、その2本を橋渡しするように横1本のステーを連結。これで強固な__「H型マウント」__が完成します。 ステー同士の連結にはM5のボルトとナットを使用。そして、ステーの大きな楕円穴からM4ネジが抜けないよう、__特寸ワッシャー(大径ワッシャー)__を導入しました。これで面圧を稼ぎ、指で押してもびくともしない「自分専用のフック」がモニターと一体化しました。


3. 壁側の受け入れ態勢を整える
次に、壁側に土台となる「壁美人」を設置します。 27インチの荷重を分散し、左右のバランスを盤石にするため、12kg用を贅沢に__2枚使い__する構成に。 ここで定規とスマホの水平器アプリ、そして鉛筆を使い、2枚のフックが完璧な水平線上に並ぶようマーキングして打ち込みました。



4. 「完璧!」と叫んだ合体の瞬間
準備が整い、いよいよモニターを抱えて壁に向かいます。 自作したH型フックを、壁美人の受けにスッと滑り込ませる。 金属同士が噛み合い、モニターの重みが壁に預けられたその瞬間。スマホの水平器を当てると、針は寸分の狂いなく真ん中を指していました。 思わず声が出ました。「完璧!」と。

③ Product:壁に溶け込む27インチ
完成したモニターは、もはや壁の一部です。 壁との隙間は、ボルトの頭の厚み分のみ。市販のどんな薄型金具よりも壁に近い、文字通りのゼロ距離を実現しました。
正面から見れば金具は一切見えず、12kg対応×2枚という圧倒的な強度が裏側で支えている。 この安心感と美しさの両立が、日々のデスクワークの質を一段引き上げてくれます。

おまけ:最適化が生んだ、次なる「置き場所」
モニターの位置が完璧に決まったことで、さらなる最適化のアイデアが生まれました。 モニターのすぐ上のデッドスペースに、iPad miniを置くための専用台を設置。
- 山崎実業(Yamazaki) tower スマートフォンホルダー

石こうボードピンで簡単に取り付けられ、充電しながら収納できる優れもの。 モニターの上に「情報を飾る場所」が増えたことで、デスク周りの快適度がさらに一段階、更新されました。

耐震性、耐久性については今後様子を見ながら確認・補強を行う予定です。導入される場合は自己責任にてお願いします!
以上よろしくお願いいたします。