#003 物理モニターを捨ててARグラスへ。XREAL One Proを物理スイッチで運用する
お疲れ様です、田村です。
子供の成長により、物理的に部屋が手狭になってきました。
それに伴い、私の聖域であるデスクも縮小を余儀なくされることに…。
今までトリプルディスプレイでブイブイ言わせていた環境から、泣く泣く24インチのシングルモニターへ変更しました。
が、作業領域が足りない!
物理的に広げられないなら、仮想空間に広げればいいじゃない。
ということで、サングラス型ディスプレイデバイス「XREAL One Pro」を導入しました。
今回は、このARグラスを快適に運用するために構築した「物理スイッチによる切り替えシステム」の紹介です。
導入の狙い:デスクの減築
やりたかった構成はシンプルです。
- 普段:24インチモニターで作業
- 集中時/広域作業時:XREALを装着してウルトラワイド化(3画面分)
この二つを、ケーブルを抜き差しすることなく、スマートに行き来したいと考えました。
解決策:2つの物理スイッチで制御する
最初はHDMI切替器(ハブ)での一括運用を試みましたが、XREAL側の解像度がうまく出ずに断念。
しかし、ここで「XREAL用には使えなかったHDMI切替器」と「手持ちのUSBハブ」を組み合わせることで、最適解にたどり着きました。
1. XREAL側:USBハブのスイッチで電源を断つ
PCとXREALを接続する「HDMI to USB-C変換アダプタ」はUSB給電が必要です。
そこで、スイッチ機能付きのUSBハブを導入し、給電用USBをここに接続しました。
- スイッチON:XREALが起動
- スイッチOFF:XREALが切断
2. モニター側:余ったHDMI切替器を活用
XREAL用としては不採用だったHDMI切替器ですが、これを24インチモニターの接続ラインに挟みました。
単なる「モニター出力のON/OFFスイッチ」としての再利用です。
- スイッチON:モニター表示
- スイッチOFF:モニター消灯(PCからは切断されたと認識)


完成したコックピット
この2つのスイッチを手元に配置することで、環境を自在にコントロールできるようになりました。
- グラスのみモード: USBスイッチ[ON] + HDMI切替器[OFF]
- モニターのみモード: USBスイッチ[OFF] + HDMI切替器[ON]
これがめちゃくちゃ快適です。
HDMI切替器でモニターをOFFにすると、PC側は「モニターが切断された」と認識します。すると、開いていたウィンドウ類が自動的に、唯一つながっているXREAL側(メインモニター扱い)に集まってきます。
「あれ? ウィンドウどこ行った?」という迷子が起きない。
拡張ディスプレイとして残るのではなく、物理的に切断しているからこその挙動です。
使用感とまとめ
PCとXREALを直接(アダプタ経由で)繋いでいるため、特別なソフトを使わずともウルトラワイド環境が構築でき、使用感としてはまさに「モニター3枚分」が目の前に並んでいる感覚です。
文字の視認性(ニジニジ感)については、PC側の拡大率を上げることで対応しています。
PC上の設定画面を開くことなく、物理ボタンをカチカチするだけでモードチェンジ完了。
このアナログな操作感、男心をくすぐります。
物理的なスペースは減りましたが、作業領域と「切り替える楽しさ」はむしろ増えました。
無駄になった機材もなく、いい感じにまとまったと思います。
以上よろしくお願いいたします。